# 保管ルール

保管ルールの項目、品目の状態と保管位置の選択肢、在庫スケジューラが動作する条件。

Source: https://support.toolingmetrics.com/ja/inventory/reference/stock-rules/
Updated: 2026-10-28

**保管ルール**は、1つの在庫品目の1つの状態を1つの保管位置に対応付け、そこに保つしきい値数量（最小）と最大容量（最大）を設定します。在庫スケジューラはすべての保管ルールを読み取り、ルールの状態に応じて購入注文、移動、廃棄リストを作成します。考え方の概要は[自動補充の仕組み](https://support.toolingmetrics.com/ja/inventory/overview/automatic-replenishment/)を参照してください。

## 項目

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| **在庫品目** | この保管ルールの対象となる在庫品目です。 |
| **品目の状態** | この保管ルールを適用する在庫品目の状態です。下の[品目の状態](#condition-states)を参照してください。 |
| **保管位置** | この状態の在庫品目を置く保管位置です。1つの在庫品目に、同じ保管位置を指す保管ルールを2つ設定することはできません。 |
| **しきい値数量** | 在庫スケジューラが補充、移動、廃棄の処理を始める基準の数量です。購買型の状態では予測がこの数量以下になったとき、整備予定と廃棄予定では数量がこの数量以上になったときに動作します。 |
| **最大容量** | 在庫スケジューラが発注や移動で補充する目標数量です。しきい値数量以上にする必要があります。 |

保管ルール自体には仕入先や有効・無効の項目はありません。すべての保管ルールが常に評価されます。購買・整備の仕入先情報は保管ルールではなく在庫品目から取得します（購買型の状態では仕入先、注文コード、購入価格、整備予定では整備仕入先、整備注文コード、整備価格）。[在庫品目](https://support.toolingmetrics.com/ja/inventory/reference/items/)を参照してください。

<a id="condition-states"></a>
## 品目の状態

| 状態 | 説明 | 在庫スケジューラの動作 |
|---|---|---|
| **新品 / 再生品 / 未使用** | 通常どおり使用できる状態の在庫です。 | 購買型：予測がしきい値数量以下になると、まず上位倉庫の余剰在庫から移動を作成し、残りの需要について下書きの購入注文を作成します。3つの状態のうち実際に評価されるものは、組織の設定の**購入注文ルール**で決まります。「新品」に設定すると新品の保管ルールだけが動作し、それ以外の設定では新品、再生品、未使用のすべてが動作します。 |
| **使用済み** | すでに使用されたことがあり、通常どおり使用できる在庫です。 | 購買・補充の処理では評価されません。在庫スケジューラが対象とする状態の一覧に使用済みが含まれないため、使用済みの保管ルールは数量にかかわらず何も作成しません。使用済みの保管ルールは、返却リストで使用済みの部品を戻す保管位置を示します。[返却リストの移動先](#return-list-destinations)を参照してください。 |
| **整備予定** | 仕入先での整備を待っている、または整備中の在庫品目です。 | 整備型：数量がしきい値数量以上になると、最上位の倉庫へ在庫をまとめる移動を作成します。この保管ルールがすでに最上位の倉庫にある場合は、下書きの整備注文を作成します。 |
| **廃棄予定** | 寿命に達し、除却を待っている在庫品目です。 | 廃棄型：数量がしきい値数量以上になると、その保管設備の下書きの廃棄リストに在庫品目を追加します。 |
| **未指定** | 既定の未設定の状態です。通常、この状態で保管ルールは作成しません。 | 上記のどの処理でも評価されません。 |

<a id="return-list-destinations"></a>
## 返却リストの移動先

セット工具から作成した返却リストでは、各明細の移動先に、返却リストの倉庫アクセスポイントにある在庫品目の保管ルールのうち、返却する部品の状態に合う保管ルールの保管位置が自動入力されます。

| 返却する部品 | 状態 | 自動入力される保管ルール |
|---|---|---|
| 切れ刃の在庫品目（切れ刃の状態） | **使用済み**または**不明** | 使用済み |
| | **予備警告**、**警告**、**寿命到達** | 整備予定 |
| | **破損** | 廃棄予定 |
| | **未使用** | 未使用 |
| それ以外のシリアル管理の在庫品目（部品ごとの状態） | **使用済み** | 使用済み |
| | **要整備** | 整備予定 |
| | **廃棄済み** | 廃棄予定 |
| | **新品** | 新品。在庫品目に新品の保管ルールがない場合は未使用 |
| | **再生品** | 再生品。在庫品目に再生品の保管ルールがない場合は未使用 |
| それ以外の在庫品目 | — | 使用済み |

状態に合う保管ルールが複数ある場合は、それぞれを**最大容量**まで満たしてから次に進みます。状態に合う保管ルールがない部品や、どの保管ルールにも入りきらない部品は移動先が空欄になり、ユーザーが選びます。返却リストのリファレンスの[移動先の自動入力](https://support.toolingmetrics.com/ja/production/reference/return-lists/#destination-prefill)を参照してください。

## 在庫スケジューラの動作

在庫スケジューラは、**在庫スケジューラ**で選んだ間隔（オフ、毎日、毎週、毎月。組織のタイムゾーンで、その日・週・月の最後の1時間に実行）で自動実行されます。隣の**実行**ボタンで随時実行することもできます。どちらも組織の**設定**タブの**在庫設定**にあります（**組織を管理** → 対象の組織）。在庫スケジューラは、各在庫品目の各保管ルールについて上記の状態別の処理を評価し、結果の書類を下書きで作成します。こうして作成された購入注文、移動、廃棄リストの下書きは、人が確認して確定する必要があります。
