# カタログの仕組み

共有カタログと組織カタログの違い、カタログ品の識別方法、データの充実度が後続の業務に与える影響を説明します。

Source: https://support.toolingmetrics.com/ja/library/overview/product-catalog/
Updated: 2026-10-29

## 1つの画面に2つのカタログ

**ライブラリ → カタログ品**を開くと、2つのカタログを統合した一覧が表示されます。

**共有カタログ**には、Tooling Metricsがすべての組織向けに公開できるカタログ品が入ります。すべての組織が設定なしで利用できますが、だれも編集や削除はできません。インポートしようとしたカタログ品が、共有カタログのカタログ品とメーカーと製品番号で一致する場合は、共有カタログ側が使われ、そのカタログ品についてインポートしたデータは保存されません。

**組織カタログ**には、自社でインポートまたは作成したカタログ品が入り、自社組織のメンバーにだけ表示されます。仕入先のGTCパッケージをここにインポートし、特注工具や社内製作の工具もここで作成します。

## カタログ品の識別方法

カタログ品は、**メーカー**と**製品番号**の2つの項目の組み合わせで一意に識別されます。同じカタログ内で、この2つの値がどちらも同じカタログ品は作成できません。つまり、次のようになります。

- SandvikのGTCパッケージを2回目にインポートすると、重複を作らずに既存のSandvikのカタログ品が更新されます。
- 組織カタログにある製品番号が、共有カタログにも存在することがあります。これらは別々のレコードです。

## GTCとISO 13399

切削工具メーカーは、寸法、形状、接続インターフェース、技術図面などの製品データを公開していますが、これまではメーカーごとにデータの形式が異なっていました。**ISO 13399**は、切削工具データの共通の語彙を定める国際規格です。**GTC**（汎用工具カタログ）形式は、ISO 13399に基づくパッケージ構造で、メーカーが自社の全製品ラインアップを配布するために使います。

GTCパッケージをインポートすると、Tooling Metricsはメーカーが含めたISO 13399パラメータ、3Dモデル、2D図面、接続コード、工程、画像をすべて自動で取り込みます。取り込んだデータは、工具アセンブリの構築、加工計算、CAMへのエクスポートにすぐに使えます。

## メーカーのデータの充実度

メーカーが提供するデータの範囲は同じではありません。データが不足すると、そのカタログ品で後からできることが限られるため、この違いが重要になります。

| メーカーの提供データ | Tooling Metricsでできること |
|---|---|
| 完全なGTCパッケージ（パラメータ＋モデル＋図面） | すべての業務：工具アセンブリの構築、加工計算機、CAMへのエクスポート、段取り表の描画 |
| ISO 13399の`.p21`ファイルのみ | 工具アセンブリの構築と加工計算機。3D表示は不可 |
| 3Dモデルと図面のみ | 見た目による工具アセンブリの構築。パラメータに基づく計算は不可 |
| データなし（手動登録） | 在庫管理と購買のみ |

実務上は、新しい加工工程のためにメーカーを選ぶ前に、GTCパッケージを提供しているか確認してください。工具アセンブリを構築し工程を設計した後でカタログ品にパラメータがないと分かると、手戻りが発生します。

承認なしで完全なGTCパッケージを入手できる主要メーカーには、Sandvik Coromant、Kennametal、WIDIA、Walter Tools、Garr Tool、CERATIZIT（KOMET、WNTを含む）、EMUGE-FRANKENがあります。[各メーカーの公開場所](https://support.toolingmetrics.com/ja/library/guides/find-gtc-packages/)を参照してください。Seco Toolsなどその他のメーカーでも、営業担当者に依頼すればISO 13399の`.p21`ファイルを入手できる場合があります。

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## 工程が後続の業務に与える影響

**工程**は、カタログ品が対応する加工の種類（穴あけ加工、肩削り加工、外径旋削加工など）を定義します。工程はカタログ品の`.p21`データファイルに格納されており、インポート時や解析時に自動で読み込まれます。`.p21`ファイルがない場合は、工程を手動で設定する必要があります。

工程が重要な理由は次のとおりです。

- **加工計算機**は工程で切削データを絞り込みます。工程が設定されていないカタログ品では、切削データを計算できません。
- **切削データ**はそれぞれ1つの工程の種類に対応します。同じカタログ品に複数の切削データがある場合、それぞれ異なる工程か異なる被削材に対応します。
- **段取り表**には、工具の割り当てごとに工程の種類が表示されます。

工程が設定されていないカタログ品は、通常、`.p21`ファイルなしで作成されたか、ファイルに工程のデータが含まれていなかったものです。対処方法は[カタログ品を手動で作成する](https://support.toolingmetrics.com/ja/library/guides/create-product-manually/)を参照してください。
