# 摩耗した部品を確認して廃棄する

取り付け済みの部品の状態を確認し、摩耗した部品を廃棄して次のジョブで使わないようにします。

Source: https://support.toolingmetrics.com/ja/production/tutorials/track-tool-condition/
Updated: 2026-10-29

**前提条件：** 使用して返却したセット工具に、摩耗したシリアル管理の部品（チップやホルダ）があること。<br>
**必要な権限：** 生産 → セット工具 — ユーザー以上（ユーザーは自分が作成したセット工具だけを閲覧できます）、在庫 → 廃棄リスト — ユーザー以上。

Tooling Metricsは状態を2つのレベルで管理するため、どちらを見ているのかを把握しておくと役立ちます。セット工具に取り付けた各**切れ刃**の状態（未使用、使用済み、予備警告、警告、寿命到達、破損）は、その切れ刃の累積の使用時間から自動で計算されます。これは[使用時間を記録する](https://support.toolingmetrics.com/ja/production/tutorials/record-runtime/)で確認したとおりです。一方、取り付けた個々の部品、つまりシリアル番号で管理する特定のチップやホルダの状態は、その部品の**シリアル管理個体**レコードにあり、完了にした在庫移動によって設定されます。

## 部品の状態を確認する

1. サイドバーで**生産 → セット工具**をクリックし、セット工具を開きます。
1. **在庫品目一覧**タブで、チップまたはホルダの横にある一覧アイコンをクリックします。部品が**シリアル番号**ごとに**状態**とともに表示されます。

シリアル管理個体の画面には状態が表示されますが、編集フォームはありません。状態を手動で選べるのは、購入受入の明細でシリアル番号を初めて登録するときだけです。その後は、完了にした移動ごとに状態が更新されます。機械への出庫では**新品**の部品が**使用済み**に、整備出庫では**整備中**に、整備注文の受入では**再生品**に、廃棄リストでは**廃棄済み**になります。

## 摩耗した部品を廃棄する

1. サイドバーで**在庫 → 廃棄リスト** → **作成**をクリックします。**位置の種類**を**セット工具**に、**位置名**を対象のセット工具にします。
1. **⊕**をクリックして摩耗した在庫品目の明細を追加し、**廃棄数量**を1にして、**未実施にする**をクリックします。
1. 明細のシリアル行で、摩耗した部品を**シリアル番号**で選択し、**完了にする**をクリックします。[廃棄リストを処理する](https://support.toolingmetrics.com/ja/inventory/guides/process-scrap-list/)を参照してください。

## 結果

- 部品の状態は**廃棄済み**になり、今後の出庫対象から自動で除外されます。次のセット工具を作るときに利用可能な在庫として提示されません。
- 整備可能な部品が設定済みの整備しきい値を超えると、誰も手動で設定しなくても状態が**要整備**に変わります。
- 各移動は、その時点の状態とともに部品の**移動履歴**に記録されます。これが、分析モジュールでの工具寿命の比較の基になります。

## 整備注文

再研磨、再コーティング、再校正などで再生できる部品は、廃棄せずに**整備注文**を作成します。整備注文で部品を整備仕入先へ送り、戻ってくるまでを追跡できます。[整備注文を作成する](https://support.toolingmetrics.com/ja/purchasing/guides/create-service-order/)を参照してください。

## 生産管理のシリーズ完了

これで、セット工具の作成、構成部品の出庫、リリースと機械への移動、返却と使用時間の記録、状態の追跡まで、導入の一連の手順を終えました。カタログ品ライブラリと工程設計から在庫管理、購買管理、生産管理まで、工具ライフサイクル全体をカバーする運用の仕組みが整いました。

**分析**モジュールで、ジョブごとに蓄積される工具の原価と使用状況のデータを確認してください。
