# 購入返品

返品文書の項目と、返品出庫との関係。

Source: https://support.toolingmetrics.com/ja/purchasing/reference/purchase-returns/
Updated: 2026-10-29

**購入返品**は、受入済みの品目（不良品、誤納品、余剰在庫など）を仕入先へ送り返し、現在庫から除外します。**受入済み**数量が0より大きい明細を持つ購入注文から、**購入返品を新規作成**で手動で作成します。

**購入返品と返品出庫は、同じ購入注文にある独立した操作で、親子関係にはありません。** 一方を確定しても完了にしても、もう一方は作成されません。**返品出庫を新規作成**を先に使うのは、返品する品目がすでに購入品収納で収納されていて、保管位置から受入エリアへ取り出す必要がある場合だけです。品目を受入エリアから実際に仕入先へ送り返すには、**購入返品を新規作成**を使います。受入済みで収納していない品目は、購入返品だけで返送できます。

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## 文書の項目

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| **番号** | 自動で付番される識別番号です。 |
| **購入注文** | 返品する品目を受け入れた注文です。 |
| **予定日** | 既定値は購入注文の到着予定日です。 |
| **重量** | 返品の明細の合計重量です。自動計算されますが、編集もできます。 |
| **状態** | 下記の[状態の流れ](#status-flow)を参照してください。 |

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## 明細の項目

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| **在庫品目** | 返品する在庫品目です。 |
| **計量単位** | 明細の単位です。 |
| **発注済み / 受入済み / 収納済み** | 注文明細から引き継いだ参考用の数量です。 |
| **返却数量** | この明細で返送する数量です。 |

返品文書には、明細ごとの理由、参照番号・RMA番号、状態の項目はありません。こうした情報は、購入注文の**取引条件**や**仕入先参照番号**、または返品へのコメントに記録してください。

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## 状態の流れ

| 状態 | 説明 |
|---|---|
| **下書き** | 作成中です。在庫には影響しません。 |
| **待機中** | 処理待ちにしたものの、受入場所にある在庫品目の数量がまだすべての明細を満たしていない状態です。 |
| **準備済み** | すべての明細を発送できる状態です。 |
| **完了** | 完了にした状態です。品目が現在庫から除外され、購入注文の受入済み数量が返品数量の分だけ減ります。 |
| **取消済み** | 破棄された返品です。在庫には影響しません。 |

操作ボタンは、**未実施にする** / **利用可能状況を確認**（どちらも準備済みに進めます）と、**完了にする**（準備済み → 完了）です。

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## 返品を完了にしたときの処理

在庫品目の現在庫（`physical_quantity`）と、関連する注文明細の受入済み数量を返品数量の分だけ減らし、在庫品目の加重平均原価を再計算します。数量が0になったら廃止する設定（廃止予定）の在庫品目で、この返品により数量が0になった場合は、状態が**廃止**に変わります。

**整備注文**の場合、同じ返品文書が逆向きに働きます。数量を在庫から除外するのではなく`service_quantity`へ戻し、対象のシリアル管理個体を**整備中**に戻します。受け戻した後で再研磨の仕上がりが不良と分かった場合などに使います。
