Tooling Metricsは工具ライフサイクル全体の品目移動、原価計上、使用時間入力、状態変更を自動収集します。別途入力する必要はありません。出庫リスト、移動、返却リスト、受入といった現場の文書を通常業務で完了にした時点でデータが記録されるため、分析を開くとすでにデータがそろっています。分析モジュールは、そのデータを読み取れる形にします。
ウィジェットごとに1つの内容を確認する
Section titled “ウィジェットごとに1つの内容を確認する”ウィジェットは、次の3要素から成る設定済みのデータ表示です。
- データソース — 読み取るレコードの種類。在庫品目、セット工具、切れ刃、機械、保管設備、倉庫、購入注文、購入注文明細、使用原価明細、工具寿命があります。
- 列 — データソースから読み取る項目と、その関数。元の値の表示、グループ化、合計・件数・平均の集計を行います。日時列は日、週、月、四半期、年で集計できます。
- 種類 — 結果の表示方式。指標(1つの機械、保管設備、倉庫の項目値をカードで表示)、グラフ、表です。
1つのウィジェットは1つの内容を示します。例えば「各機械が今月いくら使用原価を計上したか」は、使用原価明細を機械でグループ化し、原価を合計し、計上日を月ごとに集計します。2つの内容を確認したい場合は、2つのウィジェットを作成します。
データソース、列、種類は独立して選べるため、同じデータを異なる目的に使えます。使用原価明細を機械でまとめれば、生産管理者はどの機械の加工に原価がかかっているかを確認でき、在庫品目でまとめれば購買担当者が支出の多い消耗品を確認できます。
ダッシュボードで担当業務の情報をまとめる
Section titled “ダッシュボードで担当業務の情報をまとめる”ダッシュボードは、関連するウィジェットを1画面にまとめ、特定の監視目的に使います。モジュールではなく担当業務に合わせて作成します。生産管理者は現場の日次状況、購買担当者は補充サイクル、在庫管理担当者は週次の在庫を確認します。同じデータでも確認する内容が異なるため、必要なウィジェットも異なります。
ほかの人のダッシュボードが一覧に表示されるかは、個別の設定ではなく組織の分析権限によります。権限が管理者、管理担当者の場合は組織内のすべてのダッシュボードが表示され、ユーザーの場合は主に自分が作成したものが表示されます。そのため、誰でも自由に試作でき、担当業務向けのダッシュボードだけを見たい人の一覧も散らかりません。
テンプレートを出発点にする
Section titled “テンプレートを出発点にする”サイト管理者はダッシュボードをテンプレートに指定できます。新規作成時の一覧には、テンプレートと空のダッシュボードが表示されます。テンプレートを選ぶと自分が所有する複製がすぐに作成されます。固定されたレポートではないため、複製後はウィジェットを自由に調整できます。
ウィジェットでできないこと
Section titled “ウィジェットでできないこと”ウィジェットは記録済みデータを集計します。予測やリアルタイムの通知は行いません。ダッシュボードは、毎日の朝会前や週次の在庫確認など、決まった周期で確認するものです。定期確認ではなく自動通知が必要な場合は、シリアル管理個体の整備しきい値を使います。使用量がしきい値を超えた時点で自動的に作動します。シリアル管理個体を追跡するを参照してください。