前提条件: 倉庫が作成されていること。
必要な権限: 管理センターへのアクセス(組織所有者または<org-name>-adminsグループのメンバー)。
保管設備は、倉庫内にある実物のキャビネット、引出しユニット、ラック、棚です。Tooling Metricsは保管設備を、保管モジュールを積み重ねた3Dグリッドとしてモデル化し、各保管モジュールを保管位置に分割します。保管位置ごとに固有のアドレスが付くため、出庫や収納のときに作業者を正確な位置へ案内できます。
このチュートリアルでは、2つの保管設備を作成します。組み立て済みのセット工具を収める縦型引出しキャビネットと、小物、チップ、ホルダを収める引出しキャビネットです。この2つで、多くの保管設備に使う2種類のレイアウトを確認できます。均一なグリッドと、引出しごとに大きさの異なる保管位置に分けるレイアウトです。
保管設備を作成する
Section titled “保管設備を作成する”- 管理サイドバーで保管設備 → 作成をクリックします。
- 名称に工具縦型引出しキャビネットと入力します。
- 所属する倉庫アクセスポイントを選びます(まだない場合は、先に倉庫アクセスポイントを定義するで作成してから戻ってきます)。
- 種類を手動、上方向をX、X座標とY座標を0、0に設定します。
- 作成をクリックします。
- 同じ手順で、2台目の保管設備工具引出しキャビネットを同じ倉庫アクセスポイントに作成します。上方向はZ、X座標とY座標は860、235にします。
保管モジュールと保管位置を設定する
Section titled “保管モジュールと保管位置を設定する”セットアップは保管設備ごとに1回限りの一括操作で、保管モジュールがまだない間だけ使えます。
工具縦型引出しキャビネット:均一なグリッド
Section titled “工具縦型引出しキャビネット:均一なグリッド”- 保管設備を開き、タブバーのセットアップをクリックします。保管モジュールと位置を設定ダイアログが開きます。
- モジュール1の歯車アイコンをクリックして、設定を展開します。
- 保管モジュールの種類と寸法を設定します。5列 × 7行の標準的なグリッドの場合は、次のとおりです。
- モジュールの種類:グリッド
- X方向の位置数:5 | X方向の間隔:20 mm | 既定のX寸法:340 mm
- Y方向の位置数:7 | Y方向の間隔:5 mm | 既定のY寸法:100 mm
- モジュール2〜6にも同じ設定を適用します。
- 保管モジュールを新規作成をクリックして、モジュール7と8を追加します。X軸の値はそのままで、Y方向の位置数を4、既定のY寸法を163 mmにします。
- 各保管モジュールの間隔と高さを、実際のキャビネットの寸法に合わせます。
- セットアップをクリックして、すべての保管モジュールと保管位置を生成します。
工具引出しキャビネット:引出しごとに大きさの異なる保管位置
Section titled “工具引出しキャビネット:引出しごとに大きさの異なる保管位置”キャビネット全体を1つの均一なグリッドにする必要はありません。引出し(保管モジュール)ごとに、保管位置の数と大きさを変えられます。この保管設備のセットアップダイアログを開き、次の表のとおりに5段の引出しを設定します。
| 保管モジュール | 方向 | 保管モジュールの間隔 | 保管モジュールの寸法 | 保管位置の寸法(段ごと) |
|---|---|---|---|---|
| 引出し1 | X | 25 | 300 | 600 · 150,150,300 |
| 引出し2 | X | 25 | 200 | 150,150,300 · 150,150,150,150 · 150,150,75,75,75,75 |
| 引出し3 | Y | 25 | 100 | 150,150,150,150 (×2) · 75,75,75,75,75,75,75,75 (×2) |
| 引出し4 | Y | 25 | 100 | 150,150,150,150 · 75,75,75,75,75,75,75,75 (×3) |
| 引出し5 | X | 0 | 50 | 150,75,75,75,75,75,75 (×8) · 150,150,150,150 (×4) |
「保管位置の寸法」の「·」で区切った値の組が、その引出しの中の1段を表します。左から順に、その段にある各保管位置の幅(mm)です。両方の保管設備の設定が終わったら、セットアップをクリックして、すべての保管モジュールと保管位置を生成します。
3Dモデルを表示する
Section titled “3Dモデルを表示する”セットアップが完了したら、CADツールバーの再読み込みアイコンをクリックして、各保管設備の3Dモデルを表示します。モデルには、すべての保管位置の実際の配置が表示されます。作業者が工具を出庫するときに見る画面と同じです。
保管設備に、アドレスで指定できる保管位置がすべてそろいました。各保管位置には固有の識別子(例:A1-M1-R1-C1、保管設備・保管モジュール・行・列)があり、出庫リストや収納の指示に表示されます。
倉庫アクセスポイントを定義する — 作業者がこの保管設備を使う、実際の作業エリアを定義します。