NCプログラムは、ジョブに添付する、CAMで生成した機械コードのファイルです。機械で実行されるプログラミングの成果物にあたります。Tooling Metricsは添付したNCプログラムファイルを解析し、ファイル内のTコード、工程名、コメントからジョブの工程を自動で作成できます。
NCプログラムは単独の文書としてではなく、ジョブの添付ファイルとして保存されます。1つのジョブに複数のファイルを添付できます(段取りのバリエーションごとに1ファイル、またはジョブが複数のプログラムにまたがる場合は機械ごとに1ファイルなど)。
NCプログラムはプレーンテキストとして読み取ります。パーサーは、ほとんどのCAMシステムで使われる標準的なGコードの書き方に対応しています。
- 工具番号を割り当てるTコードのブロック(例:
T01、T1 M6) - 標準的なCAMのコメント形式で書かれた工程名のコメント(例:
;の行コメント、(と)で囲んだブロックコメント)
独自のポストプロセッサ形式では、正しく解析するために事前の対応付けが必要な場合があります。
NCプログラムの解析
Section titled “NCプログラムの解析”ファイルを添付し、ジョブでNCプログラムから工程一覧を新規作成を開くと、Tooling Metricsはファイルを読み取り、次の内容を抽出します。
| 抽出される値 | 使われ方 |
|---|---|
| Tコード | 新しく作成される工程の行の工具番号欄に入力されます。 |
| 工程名 | 工程の行の名称欄に入力されます。NCファイル内でTコードの直前にあるコメントブロックから取得します。 |
| コメント | 工程の行のコメント欄に入力されます。どの工具アセンブリを割り当てるかを判断する手がかりになります。 |
解析を実行するたびに、ファイルからまったく新しい工程の行が作成されます。既存の工程を工具番号で照合したり更新したりすることはありません。解析後、技術者は生成された行を確認し、行ごとに正しい工具アセンブリを選択して推定サイクルタイムを入力します(工具番号も調整できます)。この確認では切削データは割り当てません。切削データは工程ではなく、工具アセンブリ/ライブラリ側で設定します。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| 添付 | 1つ以上のNCプログラムファイルをジョブにアップロードします。ジョブの編集フォームから添付します。 |
| NCプログラムから工程一覧を新規作成 | 添付したNCプログラムの解析フォームを開き、そのTコード、名称、コメントから新しい工程を作成します。NCプログラムごとに繰り返します。 |
| NCプログラムを削除 | ジョブに添付したNCプログラムファイルをすべて削除します。 |
- NCプログラムファイルは参考用の添付ファイルです。Tooling Metricsがプログラムを実行したり検証したりすることはありません。
- 解析は既定で既存データを消去します。解析フォームの既存の工程を削除は既定でチェックが入っており、保存するとジョブの既存の工程がすべて削除されます。既存の工程を置き換えずに、解析した工程を追加したい場合はチェックを外してください。
- パーサーが割り当てる工具番号は、NCファイル内のTコードと一致します。解析後に工具番号の体系を調整する必要がある場合は、ジョブの工具一覧タブで番号を振り直すを使います。
- NCプログラムファイルは、印刷される段取り表には含まれません。